吉祥寺に１０年暮らしていたある野良猫がいたそうです。


「太郎爺さん」「銀」など、さまざまなニックネームでみんなに愛され
だみ声で甘えん坊の猫さんだったようです。


この猫は昨年６月に転落事故で瀕死状態に陥り、それまで物凄く可愛がってくれた
住民の一人である「山縣さん」が引き取って必死に看病をしてくれていたそうです。


しかし残念ながら今年の６月に息をひきとりました。



この猫の命を助けようと、山縣さんは動物病院に連れて行ったそうです。
しかし、そこで多額の費用がかかることがわかり、電信柱の張り紙を通じて
住民に助けを求めたそうです。



するとたくさんの猫を愛する住民の方がカンパをして下さり、治療代や
葬式代とまかなえたそうです。



ペット葬ではめずらしく２０人もの人が集まり、この愛された猫を偲んでくれたのです。




そして葬儀に来る事の出来なかった方への感謝の気持ちを込めて
今回写真館を開く事になったそうです。



山縣さんが生前たくさん撮った約１０００枚の写真から厳選して５００枚を展示されるそうです。



さまざまな愛された猫の表情をぜひ皆さん見に行ってあげて下さい。



こんなにも住民たちに愛された猫は本当に幸せ者です。



そして、ここまで愛してくれた山縣さんも素晴らしい方ですよね。



きっと写真の中にはたくさんの愛情が埋め込まれていると思います！！



ペットと人間愛を更に感じてみたいです。